ゆ、夢を見ていた…?
2024.5.24
京都のHOTEL SHE KYOTOさんで上演中の泊まれる演劇 QUEEN’S MOTELに参加してきました

クレジットは下記リンクの一番下を参照願います、そしてチケットを買いましょう
https://www.tomareruengeki.com/queens2024
すばらしいクリエイティブとキャストだと思う
初見にして最高の体験をしてしまった
泊まれる演劇、ひいてはイマーシブシアター自体が初めてという新鮮さを差し引いても、よい
僕が感じた物語の感動と他人が感じたそれは違うと思いますがそれも当然かなと思います
多様なストーリーが内包されていると感じましたし、皆同じものを見ているわけじゃないので
刺さるところも人それぞれ、結局自分の直感に従って行動するのが良いと思います
没入させるために、ゲストを置いてけぼりにしないような工夫がたくさんされていました
行動開始のきっかけはすごく親切だし、いるだけでアイスブレイクできるような仕組みもある
ゲストどうしを仲良くさせるっていうと違くて
名前は名乗らず現実の話をしない、パーソナルな部分を隠しつつ上手いことやる
例えばゲストどうしの会話とか
ゲストにはその日限りの絶対的な共通の話題、お菓子の名前があるので会話の起点になる
あとは服装だったり内装についてだったり、チェックインのこと、招待状のこと
とにかく会話のフックがたくさん用意されている
それでも会話は永遠には続かない、気まずい時間もあったりするけどコンシェルジュに話しかけられると自然に会話が再開される
トークで盛り上げるって感じではなく、すごく自然にコミュニケーションを促してくれる
お菓子名乗りシステム、あまりにも秀逸
公演中の流れも終了後の歓談もすごく温かい時間
色んなところで会話が生まれて、夜更けまで語らってる人がいたり、共有することの楽しさを実感
人生は全然上手くいかないし辛いことに溢れているけど、QUEEN’S MOTELという虚構が顕在して、自分がそこに存在していたことが嬉しい、甘い時間ではあるけどおとぎ話だから…!
また、設定と環境と上演形態が全部噛み合い活かしきった脚本に感動
没入ってこういうことか…!
現代版おとぎ話というワードに激しく納得する、こんなに複雑なのに破綻しない設定を作れるんだ
物語が、キャラクターが、ホテルが自分に寄り添ってくれている感覚になります
ここで体験したものを、誰もが自分ごととして受け止め現実に帰っていったら嬉しい
この創作には祈りがこもってます、僕はそう思う

チェックインからアウトまで、どこを切り取ってもワクワクしてて
クリエイターの熱に、キャストの熱に、ゲストの熱に当てられ続けてハイになっていたのかも
ネタバレなしでざっくりの感想になるのですが、キャストさんが本当に素晴らしい
驚異的なバランスで虚構と現実の境界を曖昧にしつつ、自然にエスコートしてくださる
でもパフォーマンスやサービスにはならず、しっかり演劇として必要な要素に昇華してる
キャラクターとしてそこにいるというよりかは、芝居の上演中、超臨機応変に話をしたり聞いたりして芝居を変化させていたのだと思います
また、断片的に得られる情報(困りごととかバックボーンについてなど)とキャラクターの受け答えや何気ない間とか所作の整合性が取れている
ブレないからキャラクターという枠を超えて実在しているように思える
絡むほど、観察するほど没入していく沼
やっぱり夢だったろ、あの一晩
ホテルスタッフさんの気配りと安全意識も素晴らしい、黒子みたいなポジションなんですかね
安全に公演を完遂させて1人も取り残さないようにしているのだと感じました
この方たちなくして宿泊できませんからね!美味しいアイスと快適な滞在をありがとうございます
そしてゲストの方々も素晴らしかったです
イマーシブなので色んなことに巻き込み巻き込まれて目一杯に同じ時間を生きるのですが
最後の方はゲストの顔と名前が段々と一致してきたので、すれ違いざまに情報共有したり体験と考察を言い合ったり
公演が終わってもお菓子の名前で呼び合って、そのとき限りの物語をギリギリまで紡いでいた
夜中の1時になるって時間でキャストさんもいないのに自分たちで物語の謎を解き明かそうとしている
こんなに前のめりになってフィクションを楽しめる機会は大人になってから初めてかも
眠ると終わってしまう、寂しい
僕は自室のノートに色々書いてました、未来にここを訪れる誰かに向けて文字を書く
なんだろうねこの心地よさと希望は、センチメンタルになっちゃったよ全く
これ以上色々書くと内容に触れるものになるので、いったんここで区切ります
この先、長いネタバレを含みます
ざっくり感想

QUEEN’S MOTEL、めっっっちゃ良かったです
現代版おとぎ話をベースに多様なストーリーが展開されていた
1つの場所にいながら時を超えて、大冒険して現在に帰ってくる
本気で、30年前のあの空間が懐かしく思えてくる不思議
このモーテルは長い時の中でいろんな出来事をみてきたのだなと思うと浪漫を感じますね
歴史のある場所で昔あった出来事、それを聞いてるうちにその年代に来てしまう
これ現実に体験できるとは思わないじゃん
モーテル史に俺らのこと刻まれてるよ多分、すき
内容は面白かったし最高の体験でしたけど、取り扱うものはセンシティブな要素が多い
QUEEN’S MOTEL、個人的には”見えないもの、見て見ぬふりしているものに対してどうするの”
という話かなと思います
言葉として列挙しますが男尊女卑、同性愛、ジェンダーバイアス、多動症、ADHD、PDなど
あとは今の時代には定義されていない、常識として受け入れられてるものも存在するのでしょう
イマーシブシアターでゲストにこれを突き付けるの、ゲストへの信頼を感じる
こういうキャラクターで、世界で、ストーリーがあります、悩んだり苦しんでいることを知ります
そしてあなたは今そこに当時者として存在していますが、どうしますか?
と言われているような感じがする、しかも超リアルタイムなのでシンキングタイムはそう多くない
本当にたくさん悩んだし、発言を後悔することもあったなあ
キャラクターが苦しんだり取り乱す様子はかなり痛々しく、辛いし、憐れんでしまう
しかもそこに介入できてしまう
イマーシブってアトラクション的な楽しいエンタメって認識だったけど改めます
椅子に座ってみてるだけじゃ体感できない人生がここにはある
なにより、発するもの受け取るものに対する感覚が否応なしに研ぎ澄まされるのが良い
苦しいこともあるし、心が沸き立つこともある
アリスの感情とココロさんのことは凄くポジティブな気分になれた
ラジオ収録のときに悩み聞いたり、朱鷺田さんとかハートさんにえらい心配されてたアリス
かわいくて気弱で”そういう子”というレッテルを貼られていた印象でしたけどそれを払しょくしてハートの背中を押す、あまりにも良い
ハート自身の偏見が露見して打ち砕かれて解放される最高のシーンですわね
ココロさんは、お使い頼まれたり秘密を打ち明けられたりしていました
父親である朱鷺田さんが自分の事をどう思っているのか知るために来たとのことなので
朱鷺田さんのターンではココロさんのことを良く見ていた
すべて子供のためにやったと判明した時のココロさんの表情、見てほしい
ココロさん、あなたは愛されていましたよ…
そしてパンナコッタさんがお金を工面してくれる
ああ~~遠い昔、自分の知らない人に自分は生かされている…
助けてくれる人は目に見ないけど確かに存在しているのだ
今の自分も、顔も知らない誰かの助けがあってここまで来てるんだなと思ったり
泊まれる演劇、楽しかったですしやっぱりできるだけ肯定したいというか
聞いてる人が肯定されていると思えるような言動をしたいなと
あと、ありのままの自分でいることに苦しみを伴ってほしくないなぁと思います
すごく綺麗事で現実は厳しいですけど
どこかに、四畳半くらいのスペースでもいいからQUEEN’S MOTELのような場所があってほしいです

覚えてること全部書く
さて、ここからは覚えてることを備忘録的に書き残しておきます
長いよ!!
導入
2024年の京都、QUEEN’S MOTELに宿泊しにきたゲストたち
今夜の名前をココロさんに賜る、僕はクロワッサンでした
不思議の国のアリスをイメージしたモーテルでは名物イベントである秘密のお話し会が開催される
今回のテーマは30年前のある水曜日の出来事
ロビーに集まったゲストには”DRINK ME”のタグがついた液体入りの小瓶が配布される
時間が歪んで逆行していくような照明や音の演出
やがてハートとアリスという女性が現れる
そこに奇奇怪怪な恰好の94年のモーテルスタッフと常連客のパンナコッタも合流する
わけのわからないままゲストを巻き込み、モーテル名物、水曜日のお茶会の準備にとりかかる
という導入、鮮やか&お見事
驚いたのが、チェックインするときから公演が始まっていたこと
このとき対応してくださったのはポッポさん(後の朱鷺田パパである)
公演に際してと空の扉に関する注意を受ける
虚構と現実がだんだん曖昧にしていく過程、好き
フロントで鍵を受け取り自室へ、シンプルでオシャレな部屋にあるねぇノートが!!
見たい気持ちをグッとこらえて着替えてロビーへ
壁際の椅子は埋まっていたので、すっごい目立つ長机のとこに座る、主催席じゃん
お隣のクッキーさんらと談笑しつつコンシェルさんと話す
謎に服をほめあう時間、皆さん素敵なお召し物で目の保養になりました
ここで現れたココロさんに名前を賜る、多分ラスト2枚くらいかな?クロワッサン好きですよ
僕は名前をくれた人に尻尾振ってワンワン言う事きく気質なのでね、嬉しかったです!
クロワッサンさんと呼ばれるので敬称略でお願いしました
ポッポさん「クロワッサン、素敵な服ですねお似合いですよ」
敬称略、悪くないね!?
ちなみに彼のあだ名はノータイムで一発回答、のちの猫屋敷さんが褒めてくれました、へへへ

なんて呑気してたらさっきまでコンシェルジュしてた鳩が朱鷺になっちゃったよ!?!?
掴みの破壊力ではない、最初からアクセルベタ踏み、しかもここから右肩上がりなのがすごい
アリスとハートが出てきてからのオープニングが可愛いし朱鷺田さん一兎さん猫屋敷さんが登場したときにはもうキャパオーバー、そこにオモロの酔っ払いパンナコッタさんも加わる、無量空処じゃん
アリスと猫屋敷、周りから押し殺すようなカワイイ…!が漏れ聞こえてきていた、わかる
各々、特定のぶっ刺さり方をしそうなタイプのキャラでした、のちにでてくる彼もしかり
派手さについて、1994年ってバブル崩壊の3年後くらいなのでバブルんときにイケイケでアリスモチーフのチョベリグな感じにしたんじゃないかと思ったりして
猫屋敷さんは一周して最先端ですけどね
なので94年のモーテルスタッフのファッションとかお茶会なんて派手な催しも
当時のそういうイベントということでなんの引っ掛かりもなく受け入れられる
昔は”そういう時代”だったのだ
年代については会話の流れや雰囲気でにおわせ
決定的なものは会話や美術で気付かせる感じ
お茶会準備~
お茶会準備パートは朱鷺田さんと行動しました
乗り込んだエレベータのポスターが1994年の物になっていたことに気づく
同乗した方と「我々タイムスリップしちゃってますよぉ…!!!」とヒソヒソ会話してました、好
朱鷺田さんの部屋につくと名前になったスイーツの由来を教えてもらうなどする
クロワッサンは月
月は物事の始まりとかを暗示するそうです
話しているとハートさんが入室、準備の進捗について尋ねられるが僕らは何もしていない
朱鷺田さんしらばっくれるも目が泳ぎまくる
わかりやすすぎるだろ!
ハートさんはゲストの一人、エクレアさんをガン見して訊ねる
目をそらしたら負けの雰囲気、サバンナか?エクレアさんの胆力で事なきを得た
アイデアに困り、他の部屋をのぞきに行こうと朱鷺田さん、その表現はいいの…?
我々、行く先々で不審な目を向けられていた気がする、朱鷺田さんこれ大丈夫?
謎の号令が聞こえてきたりハンドベルの音が聞こえてきたりカオスで楽しかったです

結局、テーブルの飾りつけをすることにして部屋にあった燭台にろうそくを、花瓶に花をさす
このアイテムは最後までロビーのテーブルに置いてあったのですごく気に入っています
ちなみに、空の扉側に置いてあった青と赤の花、クロワッサンが担当しました
お茶会の流れ、曖昧なんですけどめちゃくちゃ良くて何も考えず楽しんでました
リアルにお茶飲むとは思わないじゃないですか
ハンドベルほんとに演奏してるし完璧だし、一兎さんのマジックもガチ
演劇に手品組み込むのGEARっぽいなと思ったら本当に出演されてる方だった、ひえ
パンナコッタさん、帽子作れんの好き、ただの飲んだくれじゃあねえぜ
ややあって空の扉から彼が来て役者がそろう
パニックの感じとか思ったこと言っちゃう感じとかで何となく公演のコンセプトが見えてくる
足元おぼつかないのすごく気になるけど、何か理由あったのかな
さて、お茶会はいったん中断して自由時間
各自ロビーから出ていくときに僕と1名、ココロさんに呼び止められる
お茶会中断自由回遊
ココロさん、今はマフィンと名乗っているらしい
知りたいことがあるので手伝ってほしいという
一人には空の扉の鍵に触れる人について調べてほしいというもの
僕には猫屋敷さんの恋愛事情調査
猫屋敷さんの恋愛事情!?!?!?
この陰キャめに恋バナをしろと!?
なんか、そういう恋バナって同性のが聞きやすくないですか?と思ってしまったけど引き受ける
思わぬミッションを抱えつつ回遊開始
出遅れたけど猫屋敷さんの部屋に行く
なんかモフモフの部屋でカラオケをしている
僕は遅れてきたのでスタンディング
ゆる~く盛り上がる猫屋敷ルーム、ここ好き
この部屋ベッド無いけどステージで寝てんのかな

盛り上げるための楽器を買おうと朱鷺田ルームに平和的交渉をしにいくことになる
猫屋敷さん曰く、朱鷺田は良いやつだけど頭が固ぇんだよねぇとのこと
列をなし、最新のヒット曲YAH YAH YAHを歌いながら行進する
猫屋敷「みんな一緒に、朱鷺田の部屋に、殴りに行こうか~」
誰か「平和とは?」
猫屋敷、朱鷺田襲撃、混沌とする朱鷺田ルーム
僕もわけわかんないです、でも思い出すと笑える
直訴した結果、マジレスで却下されました
こいつつまんね~とウザ絡みする猫屋敷さん&困る朱鷺田さん好きすぎる
そしてこのタイミングで一旦解散
聞けないよ、恋愛事情…!
逃亡して3階、アリスの部屋を通りがかる
ちょうどラジオの公開収録をする時間とのことで参加させてもらう
アリスの部屋もハイセンス
ティーカップたくさん、香辛料やハーブたくさん、機材もあるし天井の布が圧迫感あってよい
ゲストも増え、アリス含め5人で収録開始
お悩み相談とか質問に答えていく
好きなジブリ映画を聞かれて、千と千尋と言いかけたけど94年に存在しないのでトトロと回答
案の定、最近の作品を解答すると知らない作品…となる、脳トレみたいだ

ここでショートケーキさん乱入
ご機嫌な様子、何か気づかない?と訊ねてくる
暗くて分からなかったけどメイクをしてもらったらしい、ええやん
かわいいものが好きと言えるここは最高とのこと
足取り軽く退出
入れ替わりでパンナコッタさん乱入
お酒を早くもってこいだのお客様は神様だの、ラジオで遊んでないで仕事しろだの好き放題言う
アリスがまごまごしているうちに退室
入れ替わりでハートさんが乱入
あまりにも緻密なタイムスケジュールだ
アリスが落ち込んでいることに気づく
事情を話すとそのままパンナコッタさんのもとへ行くハートさん
誰か「パンナコッタさん無事でいられるの…?」
廊下に響くハートさんの激高、鬼つえ~
しかしアリスは浮かない表情
悩みを聞いてくれる?とアリス、全員ノータイムで聞く姿勢になる
嫌な事を言われても何も言えなくなってしまう…みたいな内容
心あたりがありすぎるので何の気も利かずに共感してしまった、そういうこともあらぁね
質問してみるとアリス的には反論したいらしい
もしアリスが反論して逆切れする奴がいても、シナモンロールさんがなんとかしてくれるよ
と他人に任せる僕、最低だなお前
シナモンロールさん「パンナコッタさんも私たちも客、神々の戦いになるけど4対1だから大丈夫」
頭の回転がどうなっとんマジで
アリスはちょっと気が晴れたっぽい、カワイイ
収録も終わりお悩みを投函して次は再び朱鷺田さんの部屋へ
苦手な人への対応について意見が欲しいとのこと
朱鷺田さん大丈夫?病んでない?
これ、もしかして西園寺への対応を相談してた?
まさかね…
朱鷺田さん、思いついたときに手をパンと叩く癖あるんですよね、好き
ちなみに僕の回答は殊更丁寧に赤ちゃんに教えるくらいの感覚で行きましょう。というもの
いちいち反応がいいんだよね朱鷺田さん
そろそろお茶会再開の時間、ロビーに戻るぞ
事件発生、捜査フェーズ
お茶会再開、と行きたいところだけど各部屋の物品と鍵が盗まれたことが判明
時が歪み照明が変わる演出、疑心暗鬼の雰囲気が出てて好き
ハートさんとガッツリ目が合う、こわいですよ…

捜査開始時、ショートケーキさんからついてきてと言われる
ショートケーキさん「お金があればワンダーランドを変えられて幸せになれるんだよね?聞いたよ」
帯同する一同、まあたしかにな…といった反応
パンナコッタさんの部屋に到着
ショートケーキさん「だからパンナコッタから借りる(盗む?)」
いやいやいやいや、アカンすよ!!!
盗んだ金だと後々不幸になるかもしれへんでと告げると
ショートケーキさん「さっきなんでもできるって言ったよね?嘘ついたんだ?嘘つきは好きじゃないなあ!」
至近距離でこれ言われて完全にビビったし、ショートケーキさんと話すの怖いと思ってしまう
牙剥いてきたな?泊まれる演劇
何言っても伝わらない感じで目が怖くてさ、こっちもちょっとパニックなりそうだったので厳しいものがある
たしかこのときハートかパンナコッタが入ってきて咎められる
ショートケーキさん「ごめんなさいごめんなさい大きな声ださないで!!」
と言って去ってしまう
いやぁキツイっすわ…
自分自身こういう責めらたり大きな声出されるのも聞くのも嫌なので、かなり疲れてしまった
それと同時にショートケーキさんの過去に何があったのかぼんやり予想ができてくる
この没入感でこれを提示されると、重みが違う
少しまいってしまったのもあって、コミュニケーションを避けるために個人にはついていかず廊下で会話を立ち聞くことにしました、レッツ情報収集
各フロア右往左往した結果、各々センシティブな話をしている…全部気になるんですけどクロワッサン五等分くらいになりませんかね
廊下を歩いていたら朱鷺田さんと鉢合わせる
ハートさんの部屋に入って2人で話をすることに
秘密なんですけど、と前置きされてモーテルの経営が安定したのはつい最近のことだと聞かされる
それまではハートさんが私財を切り詰めて経営してきているらしい
通帳を見せてくる朱鷺田さん
いいのか?そんなことして
朱鷺田「ハートさんに無理はさせたくないし、アリスにこのことを知らせたくない」
朱鷺田「男である自分がなんとかしなければならない、なんとかしなければ…」
補足をすると、アリスが知ったらハートさんの事を心配する、不安を感じやすい子だからとのこと
朱鷺田さんもジェンダーバイアスに苦しんでるっぽい、単純に性別が男性というだけで責任を感じている様子
性別関係あります?抱え込まず適材適所で協力したらいいんじゃないですか?
と言いましたがちょっと無神経だったなあ

なんて話していたら通りすがりのアリスが入室して何を話しているか訊ねてくる
誤魔化す朱鷺田さんと僕、僕ら嘘つくの下手だね
アリスは納得して去る、危なかった~と安堵する二人、こんな状況だけどなんか楽しいな
これは絶対秘密で、ということで一旦解散
気になっていた一兎さんの部屋がもぬけの殻だったので侵入して中を見回す、開きっぱなしのスーツケースの中に見覚えのある小瓶がたくさん
そうこうしてるとココロさんが入ってくる
猫屋敷さんのこと全然聞けてないことを謝ったり、一兎さんなんかヤベェですよ!と伝えると
小瓶は一兎さんから貰ったと教えてもらう
さらにココロさんがスーツケースを漁ると身分証?みたいなものかある、西暦はたしか2043?
ココロさんたちと顔を見合わせてヤバいもの見ちゃった??と息をのむ、楽しい

ゲストのお一人、ココロさんと一緒に考察するの楽しい
部屋から出たところでココロさんから話がある
ココロさん「実は朱鷺田さんは私の父、家族のことをどう思っているか聞きたいんです」
みたいな、それ僕に言っちゃっていいの?
朱鷺田家に秘密打ち明けられすぎじゃないか?
否応なしにこの一族の行く末が気になって仕方ない
自分で聞いたら歴史変わっちゃうかもしれないのでやるだけやってみます!
と言って朱鷺田さんのところへ行く
クロワッサン「経営のこと、お金のことで悩まれるみたいですけど他には悩みないんですか?ご家族のこととか…」
朱鷺田「…いえ、なにもないですよ」
–QUEEN’S MOTEL おわり-
そりゃそうだろ、初対面の人に真正面から聞いていいことじゃないだろバカか俺はこのクロワッサン、デリカシーが入ってないよ
ただ、この数時間で朱鷺田さんが下手な嘘をつく場面を見てきたのでなにかあることはわかる
緊張とけてふにゃふにゃになりつつ、自分のすぐ後ろで様子を見ていたココロさんに謝る
お力になれずごめんなさい…でもなにかありますよあの様子はと伝える
ココロさんはすごく気を遣ってくれましたが疑問は解決せず、心配そうな様子
このへんでタイムアップ
投票、エンディング
投票をすませロビーで待っているとやや遅れて盗品が詰まった袋を持ったショートケーキが登場、これで勝つる!みたいな彼とは対照的に疑いの眼差しをむけるロビーの人たちこの空気お腹痛い
その目、知ってると言うショートケーキさん
投票、民主主義で決めるってことですが、印象の悪いショートケーキに票が集まる、絶望して怯えて机の下に潜ってしまった…
証拠不十分だけど仕方無しに投票するの残酷だ、どうにかしたいが今は声かけられない…!と思っていたら袋の中からワッペンが出てくる
お茶会のときに朱鷺田さんの帽子につけたやつ
こっからはもうココロさんと朱鷺田さんを両方視界に収めようと必死
子供の治療のためにお金が必要で西園寺から借金をしており、その対価としてワンダーランドへの鍵を盗まされたらしい、子どもの名前はココロ
ハートはなんとかすると言うが、実のところ彼女は金銭的に余裕がないことを朱鷺田さんは知ってる、僕も知ってる見てきたことが繋がっていく!!!
見かねたパンナコッタさんがお金を出してくれることになる、封筒の中にはかなりの大金が入っている
ハートさんは多分、パンナコッタさんが父親であることに気づいてない
素性を知らせず、必要なときに助ける
パンナコッタの旦那、カッコいいですぜ
彼の部屋に鎮座してるうさちゃんは年季が入ってるんですよね
あと、あのうさぎはとある遊園地のマスコットっぽい、記憶違いかもしれないけど
ポスターもけっこうヒントかも
この場面、ココロさんの表情がすごく印象的
驚き、安堵し、感謝するように移ろう表情それ見て僕もちょっと泣いた
あなたは愛されて支えられて今ここにいる
そしてアリスの見せ場が来る
311号室で僕らに相談してたアリスではない
あんなに自信なくて言いたいことをしまい込んでいたアリスが、大切なハートに向かって反論する
ここ、幕と影絵を取っ払って本音を言うのが良いですよね、なにかの助けとかではなく自分の力で意思で本音をぶつける、大事な人の背中を押す
おじさんね、こういうの見ると泣いちゃうの
だめなの、人の成長とかそういうの感動しちゃう
西園寺にも啖呵きって縁を切る
アリス、モーテルの柱になれ
新しくショートケーキがスタッフ就任、嬉しそう
誰かの役に立つっていいよね
そんなこんなでハートは扉の向こうへ旅立った
パンナコッタさんの表情、見たかったな
ハートが残したテープを再生すると、この日のゲストと過ごしたハートの独白が流れる
言及されてた人を僕ら知ってる、クッキーさんはモーテルに来て最初に話した人なので知り合いが褒められてる気分で嬉しい
ショートケーキさんの名前だったり、会話の内容だったり、ほんとに今日しかない物語を体験できたんだなと、泊まれる演劇の果てしなさを感じる
アリスやパンナコッタさんたちは部屋に戻る
こうして騒動は終了!
30年前の騒動はこういうことでした!
もしかして歴史変わった?
この後は少しの間、1994年のQUEEN’S MOTELで思い思いの時を過ごす
この時間でもモーテルスタッフはゲストの世話をしてくれるし会話できる
作品世界はまだまだ続く
この時間、すごく楽しくて充実してました
ゲストは見聞きしたこと話したり、考えたり、部屋を探索しに行く
モーテルのスタッフたちはドリンク運んだり朝食の予約対応してくれる
シナリオは終わりだけど現実には引き戻さない
徹底してリアルな体験をさせようとする力の入れように感動しました
本当にここだけ違う時空なんじゃないかと思ってしまうくらい作りこんで、現実と混ぜている
Bar Wednesdayも営業再開!
公演も終わったので山猫のカクテルとアイスをオーダー、美味しい
一番乗りだったので番号札はハートのエース

相席OK札を取り損ねて一人でもそもそアイス食べてたら猫屋敷さんが話しかけに来てくれた
山猫のカクテルは猫屋敷さん考案らしい
白ぶどう系の味にシナモンがまぶされている
シナモンはアリスの部屋のティーカップに入ってるシナモンをイメージしたとか、天才…?
他にも猫屋敷プロデュースのものがあるらしい
商品企画して歌って演奏してエンターテイナーっすねとか褒めると、褒め上手だねと褒め返される
友達の家か?あまりにゆるい
そういえばココロさんのお使いまだ果たせてないなあと思って、好きな人いるんですか?と聞くと、狙ってんの?と言われてしまった
そりゃそうだ、デリカシーなさすぎだろこのクロワッサンそれダメだろ!
いるかどうかは教えてくれました、このあと色々情報の精査をしていくと納得
QUEEN’S MOTELの1994年設定でやる意味がある
いなかったかのようになっていたもの…
多分、彼氏いるかって聞いたらいないと言われてたんだろうなと思います
僕と一緒でココロさんにお使い頼まれた人と少し話したあと朝食の予約をして部屋の写真を撮りに行きました
そういえば、朝食の予約は猫屋敷さんとショートケーキさんに担当してもらいました
新人コンシェルジュを教育する真面目モードの猫屋敷さんと仕事を全くしたことがないショートケーキさん
猫屋敷「朝食の時間聞いて」
ショートケーキ「何時ですか!」
猫屋敷「どっちか聞いて」
ショートケーキ「おいしそう!僕も食べたい!」
かわいい
クロワッサン「どっちがいいですか?」
ショートケーキ「こっち!(ワッフル)」
かわいい
猫屋敷「ほら、クレジット端末持って」
ショートケーキ「なにそれ!」
かわいい
猫屋敷「結局お客さんに持たせてんじゃん!」
ショートケーキ「僕、役に立った?」
クロワッサン「おかげさまで朝ごはん食べられます、ありがとう」
猫屋敷「部屋、305だよね?」
なんで知ってるんだ…?
少しの謎を残して部屋に帰る
エレベーターに乗り込んでからも二人が手を振ってくれた、かわいい
夢は終わる
写真を撮りまくり部屋に帰ってノートを書いている深夜2時過ぎに廊下から謎の効果音が聞こえる
廊下に出てみると音楽が止んでいた
夢は終わった、切ない
翌朝、1994年のスタッフはいない
広いロビーに朝食のドリンクバーがあるだけ
夢を見てたんか俺は???
鮮やかに現実に戻ってきました、フロントの日付は2024年5月25日
館内のポスターも変わっています
アンバースデーサンデーは30年前の復刻メニュー

あ〜〜〜さみしい!ただいま現代!!!
長い人生のほんの刹那なのに30年前のモーテルスタッフ達のことをこんなに好きになるとは
みんな元気してるかな
なんだか広く静かになったロビーで朝食をとっているとラジオが流れてくる
パーソナリティはアリス
オーナーは引退したがラジオは続けているらしい
しかも聞く限り、かなりやり手っぽい
なんだかアリスの声がすごく懐かしい
現在時刻8時、ほんの数時間に凝縮された1994年からの30年に思いを馳せて朝食を食べる
Wednesdayのメニューを見るとアイスもあるしドリンクもある
山猫のドリンクもある、30年経ってもまだ大人気ですよ猫屋敷さん…!という気分になる
食後のアイスも変わらない味

あの、大好きですこの話
モーテルが続いていくための人々の意思や選択を目の当たりにしたからこその感動がある
初めての滞在なんだけどすごく懐かしいような、いとおしいような感覚
それと同時に賑やかな面々がいない、がらんとしたロビーがとても寂しい
でも、モーテルは確かに今現在もここにあり意思は受け継がれている
以上、め~~~ちゃくちゃ楽しかったです
演劇としてすごく面白いし、すごい物語体験
これ以上は作れないんじゃないかと思うほどの没入感&当事者感
ほんとう最高な束の間の夢を見ました
何故かチケット余っているみたいなので、気になってる人はぜひ泊まってみてください
すごいんだから
なんなら僕がお金払うよ機会損失してる場合じゃないから
そして体験した人はぜひ感想とか体験談を書いていってほしいなと思います、なんぼあってもいいですからね

