はじめに
こんにちは免許です
7月11日 木曜日
大阪梅田の物語に浸るカフェにて開催された有料読み合わせイベント「読み合わせに浸る」に参加して参りました
めちゃめちゃ楽しかったのでパッション殴り書きを敢行します、残せるもんは残しとくんだよ
料金は90分で2500円 ワンドリンク付
期間中はイベント参加者が優先して入店でき、限定の読み合わせ台本に浸ることができます
当初は19:00-20:30での開催だったのですが即完のため21:00-22:30の回が追加になる盛況っぷり
ド平日の夜ですが追加された時間帯もほぼ満員御礼でした
マダミス専門店の読み合わせ需要、すごい

時間および料金設定は読み合わせカフェの通常営業と同じです
物語に浸るカフェのスタッフさんが人数調整してくださったり、台本のコンシェルをしてくれるところも含めてとてもありがたい
読み合わせイベントのフォーマットを作り上げた星店長は偉大であると改めて思う
僕は1人参加で、初対面の方ばかりでしたがシステムとスタッフさんにたいへん助けられました
窮鼠噛猫の方や唯我独尊の方
お客さんとして来られてたBBAの方など毎度ありがとうございます
このイベントが長く続いてほしいので、明確な私利私欲のために有料であることのメリットなど書き残しておきます
有料メリット ハード編
・スタッフさんのサポートが手厚い
・読み合わせ環境が整っている
台本のお品書きが机に置いてあるので、そこから選んで人数集めて読む方式でした
これ読みたいです!とスタッフさんに申告すると人数集めてくださったり欠員を埋めてくださる
既に他のテーブルで読み合わせが始まってる場合はスタッフさんと読み合わせしたり、黙読して時間を調整したり
置いてけぼりになったり何もしない時間が生まれることは無かったです
待ち時間にスタッフさんと読むとき、所要時間を鑑みて作品を選んでくださったので読み合わせが終わる頃には他の卓も終わっているというタイムキーパーっぷり
お一人様でも問題なく楽しめました
また、通常営業では読み合わせに興味がない人に気を遣って意識的に声量や表現をセーブしているのですが、この時間は違う
そこかしこで同時多発的に読み合わせが発生しているので流れに乗って心理的な負荷を感じることなく物語と演技と相手に集中できる
声を出すことに関してストレスフリーなのです
有料メリット ソフト編
・台本が面白い
もうね、これにつきます
通常営業の台本は言うまでもなく最高です
でもイベント限定台本も最高
作者さんも多いしジャンルも豊富
3分の痴話喧嘩から20分のハートフル、10分のインモラルまである
なによりシンプルに読んでて面白い
どれもクオリティが高くて端から端まで全部読みたいが時間が足りない
マダミス作者さんたちが紡ぐ物語ってキャラクターがとにかく魅力的、ハンドアウト欲しいなって思うキャラもいました
感情をバチバチに込められる物語を良い環境で語り直す、そして物語に沈められる
こんなに楽しいことそうそうない
みんなお金払って参加されてるので、楽しそうに読まれてるのが印象的でした
読み合わせや演技、相手ありきなのでお互いが良い熱量で楽しく遊べるのはとてつもないメリットだと思います
あくまで気楽な遊びではあるけど、このイベントに来ている方に関しては気楽かつ前のめりに全力で楽しみに来ていると思ってます
読み合わせるうちにどんどん楽しくハイになるので時間が過ぎるのが本当にあっという間
また参加したいです、みんなも参加しよう
楽しめなかったら僕を埋めてもらっても構わない

読んだ台本について
90分で5作品、イベント終了後の通常営業で1作品読みました
読む順番も良かったです
ジャンルの被りもない美しい構成
ディナーのあとに〆でカレー食べてるのも芸術点が高い
ここから先は台本の内容に触れます
閲覧したからといって読めなくなることはないのですが、気になる方はご用心
語尾
作 なゆ
2人用 3分 恋愛
鈍感は、罪だ
来店1発目に呼んだ作品、スタッフさんと読み合わせさせていただきました
内容はド直球、高校生男女の甘酸っぱいラブコメ
あまりにも純粋に可愛らしい話なので読んでて心配になりました、終わったあと甘酸っぺぇ〜と言ってしまうことうけあい
レモンかじったときの顔になる
タイトル通り語尾で展開する話
語尾の言い方を変化させて感情を表すのが楽しい
もうコッテコテの話で、こういうのでいいんだよのお手本
夏のサイダー、冬のおでん、そういう系統
3分間だけ青春を謳歌しましょう
男子役を担当される方は勘の良さをいったん捨てるのが吉
読み合わせとしては掛け合いの軽妙さに触れられる作品だと思います、高校生っぽい若い反応で読むのが楽しい
男子役は3分という短い時間で可愛すぎる強烈なジャブを受け続けることになる
キャラとしては鈍感でそれに気づかないのですが読み手としては気づけよ!と常に思ってました
僕のことはどうでもよくて、相手役を担当された方のラブコメ解像度が8Kだったので可愛さに愕然としました、本物のヒロインだ
とにかくやればわかる、青春してきてください
オーギュリー紀行
作 そがべ
3-9人用 10分 追体験
この台本は別で書くのでさらっと
ついに9人で読まれることになったオーギュリー紀行、よかったね
魂キャラはそこにおさまることに、ちなみにですが某ツアーのワトソンが来店なさってたので良いものを聴けました、いいでしょ
お店の雰囲気的に満を持ししてって感じだったので、読み始めから終わりまでオーギュリーのBGMを流してくれました、ホスピタリティ!
しかも死神ボイス付き、2500円が一瞬でペイ
9人でやると聞く時間が長くなるので、フル人数でやる最適解は各々の卓の同窓会かなぁと思いました
1人5役とかいうイレギュラー紀行が楽しすぎたせいで感覚が麻痺している可能性はある
致し方なし
無駄な能力
作 ろわーる伯爵
3人用 10分 ファンタジー・コメディ
写真撮り忘れて役名を忘れてしまった…
明確なツッコミ、展開がある王道コメディ
これ好きです
ちなみに1対2でひたすら攻められるキャラがいます、僕は攻めたてる役でした、楽しい
わりとお約束な型がある内容だとは思うけど実際やってみると息を合わせていくのが難しい
攻めるとこ攻めて引くとこ引く
これもチームワークで、ここからちょっと攻めの雰囲気変えようっていうパスを出しあうコメディの教科書みたいな作品でした
半笑いで台詞言ってたところもあるし演じてて楽しかったです
このパーティで旅に出たいしなんらかの事件に巻き込まれたい
僕はヌードル呼びの言い回しに心血を注いでました、にっこり笑って諭すように言うヌードルとか昔から呼んでたような自然さで繰り出すヌードルとか…
ヌードルは不利な立場で苦笑いしつつ読んでたのがリアリティありましたし、女性役の方は良い声でヌードル言うんですわ
皆さん楽しそうだったので良い読み合わせだっのではないかと思いますバランスも良かった
二人が死体を埋めるだけ
作 ミヴの飛ばない飛行船
2人用 10分 インモラル
登場人物
先輩 人を殺した 死体を埋める
後輩 一途 埋めるの提案 一緒に埋める

どん詰まりの二人、何も解決しません
すき、好きです
男性二人のバチバチのインモラルは読みたいじゃないですか
結論から言うと7月11日の22時ごろ、僕とMCさんは確実に土を掘って死体を埋めていました
お互い没入してたと思います、良い空間でした
息も合い、たいへん濃い10分を過ごせました
二人の会話になってたような気がしますし、この作品で目線バチバチに合わせて台詞言うのヤバいですね、アドレナリンこぼれちゃう
ずっっと張り詰めた空気にゾクゾクする
MCさんの猫塚(後輩)が本物すぎました
あの「ス!」は無形文化財です日本の音100選
まっすぐにじっと見つめてくる嘘偽りの無い目線が可愛らしくて怖い
最後に剥き出す爪の鋭さに心中の俺は総立ち
リアリティ欲しかったので現代口語っぽい日常の延長みたいな演じ方をしてみましたけど功を奏したような気がする、抱きしめハンドアウトが増えちまったよ
盛り上がる場面は無い
声を張るような場面も無い
ヒーローは現れないし
解決もしない
気持ちを言葉に滲み出すのがすごく楽しい
先輩の理性で押し殺した異常性や動転
猫塚の一途さと彼の常識
これが綯い交ぜになった緊張感が堪らない
言葉にしてもわかんないので読んでくれ…
死体を埋めたことにより猫塚と先輩が見えない鎖で決定的に繋がれてしまったと思うのですが
自分たちの場合はどっちが上とか下とかじゃなくて、なんとも言えない見つめあいで終わったような気がします
先輩はギリギリラインの理性で弁明するような、自分を保つような言葉の出し方でした
それにしても猫塚よ、おお猫塚よ
必ずまた読みたいです
終末世界に、ディナーを
作 イバラユーギ
3人用 20分 ハートフル
イベントの最後を飾るに相応しい物語でした
登場人物
ギャル
シェフ
グルメ

僕はグルメを担当、態度が大きくて不遜という設定、なんとなく丸いシルエットで、くるんとまわったヒゲのおじさんをイメージしてました
この作品めちゃ鮮やかでお洒落で愛らしい
イバラユーギ作品のキャラクター良すぎる
リプライズ、関係性の変化が鮮やか
シリアスさの中で矛盾のない笑いを入れつつクライマックスではハートフルに締める
本当にクオリティが高いな!?イバラユーギ氏なんでも書けるんですね
役の所感
担当した手前でいうのもなんですがグルメが1番忙しく心の機微もわかりやすいので読むのが好きな人にオススメしたい
ギャルはだんだん弱っていく演技が求められますし物語の軸なので難しい役だなぁと思います
ギャルが魅力的であればあるほどすべての登場人物が色づいてく印象
シェフは重いものを抱えつつ笑いの起点を作ることが多いので、真面目な印象でした
ギャルが寝てる横でグルメとシェフがひっそり語らうシーンがお気に入り
あの辺、ラストに向けて感情を下ごしらえをしてるので気合入るっすね
声を合わせる場面もピッタリだし、キャラクター間の距離も考慮したようなセリフ回しだったのが印象的
良い物語を紡げたと思っていただけたなら嬉しい
2%探偵
作 イバラユーギ
3人用 15分 コント
イベント終わりに2度漬け
今回は探偵役でした探偵目線、助手が可愛いなぁと思います
人が違うとこんなにも違うのかと感動した
沼だね、こりゃ
このように極めて高い中毒性の台本が常設で読めてしまうの危険ですよ
今回の助手、なんか言うたびに依頼人とか探偵のほうを向いて笑うんですけど小動物みたいで新鮮でした
守りたい、この笑顔
依頼人はすごくおっとりしていて時間の流れが違う、探偵も引っ張られてたまにゆっくりしてしまう
この雰囲気は自分から確実に出ない表現
解釈は面白い
いやあ楽しいなぁ2%探偵
深夜ドラマになって一部でカルト的な人気を誇ってほしい
以上!!
めちゃめちゃ楽しくてあっという間の90分
とんでもねぇ沼が生まれちまったよ
またイベント参加しますし、ゆるりとながく楽しんでいきたいです
次回あるのかな?あるといいな

