Moonlit Night

2025年1月26日-27日
泊まれる演劇
「Moonlit Night」を体験してきました

概要は下記、クレジットもぜひ

Moonlit Night 公式サイト|泊まれる演劇
宿泊型イマーシブシアター「泊まれる演劇」25年1月、大阪にて上演。青春と怪奇が、踊りだす!

 

本作は2024年の1月に上演されていた泊まれる演劇「Moonlit Academy」の続編
舞台設定や一部のキャラクターはそのままに、Moonlit Academyから約1年後のお話とのこと

演劇で続編が制作されるのは珍しいと思う
しかも現実と同じ時の流れとなるとこれはもういよいよ実在しているとしか思えない

QUEEN’S MOTELと今回のMoonlit Nightしか体験していない浅い所感ではありますが、泊まれる演劇の凄いところは圧倒的な実在感だと思います

あまりにも現実と虚構の境界が曖昧すぎて、それなりの金額を払って享受している作り物であることを忘れてしまう

特に登場人物たち、俳優さんってすごいや

この1年でいろいろと没入型コンテンツを体験しましたけど、泊まれる演劇よりも別の世界に連れて行ってくれるものには出会えていない

体験としてはチェックインからアウトまでなんでしょうけど、作品世界に想いを馳せる時間が長く続く

この想いを馳せる時間がすごい
とても出来の良いものだった!と思う一方で
いまごろ何してんのかな?という虚構を信じている

行けばわかるんですけど実在してる感の出し方がすごいんですよ
3時間くらい一緒にドタバタあちこち駆けずり回ったあとに、その日の出来事を話して最後はおやすみと言って別れる

この熱に冷や水かけて創作だと俯瞰するのは野暮だと思っている、実在してます

行ってみればわかるけれど、システマチックな部分を物語でコーティングする並々ならぬこだわりに戦慄してほしいです

 

続編ということですが、前作のストーリーが公開されているのでそちらを確認しておいた方が理解は早いかもしれない

でも、まったく何も知らずチェックインしてキャラクターとの会話を通して知識を蓄えていくのも物語性があって羨ましい
導入から丁寧すぎるので、泊まれる演劇という大枠を理解して楽しむ気概さえあればなんとかなる作りではあると思う、すげえんだキャストさん

キャラクターとの世間話に作品のあらすじとかキャラクターの関係性が盛り込まれているので、話せば話すほど作品世界の理解が進む

このあたりはRPGっぽい

 

何度でも乗り込みたいエレベーター

率直に学園ものっていいなぁと思いました
すごく一体感があったし、キャラクターやゲストとの絡みも多かったような気がします

個人的にはQUEEN’S MOTELよりも動いたし喋った
学園ものならではのパッションと流れに乗せられて、うまいこと引き込まれていったと思う
運に左右されるところはあるのだろうけど、自分はとても楽しかったです

キャラクターの設定はマンガ的というか作り物っぽいけれと現実と地続きになっている温度感
ありえなくはない…?と思わせる絶妙な塩梅

NPCではなく人間と話している感覚
そこに相互で干渉して
キャラクターを好きになり
物語を追いかけて行くすえを見守る

ここまでやれば没入感も高くなる

 

今回、自分の名前は自由に決めて良い
免許と名乗って3度聞きされるなどした

この廊下が良いのである

やはりキャストさんが素晴らしい
ホスピタリティ業務のスウィングさんたち含めてとてもクオリティが高い

ゲストが干渉しても良いとき、ダメなとき
日常とドラマチックの使い分け?
言葉を届ける距離と温度感が各シーンで適切に切り替わるので違和感がない

厳密には違うかもしれないけど、アドリブ演技で始まりアドリブ演技で解散するところが没入感を強めているのかもしれない

登場人物と自分の人生を重ね合わせたり、感情移入することはなかったけれど
一生懸命な姿に心打たれ、俺はあんたのことが気に入ったぜ!という気持ちになる

体験中はとても真剣に一喜一憂して、この人たちの今と未来がより良くなるよう願っていた
それはそれとして楽しい時間でもあるのがすごい

QUEEN’S MOTELが抱きしめならMoonlit Nightは肩組み…?

あれが青春というものだったような気がする

 

この先、長いネタバレを含みます

 

備忘録

自分視点の備忘録です
セリフはニュアンスである
時系列もちょっと違うかも…!

お部屋は317、いくぞいくぞいくぞ!!!

 

この日のキャストは下記のとおり

ライカちゃん  :古野 美優
琥珀ちゃん   :MINORI
星くん     :終夜
ニュウタウン校長:安達 優菜
ポラちゃん   :飯田 雪乃
満先輩     :神田 美那珂
バルーン先輩  :木村 圭介
五厘先輩    :白濱 貴子
ギギくん    :せとな
まんが先輩   :もみじ
江州田さん   :サイモン玉城

 

外で待機してるときも実行委員の生徒が対応してくれました、彼女曰く外は寒いけど中はパイロキネシスで暖かいらしい、ありがたいね

チェックインの対応は1年生
物語とは関係ないところですが水曜日のお茶会で大好きだった人にそっくりだったので嬉しくなってしまった
スウィングキャストは上演中の業務も担当するのね

一組ずつ案内するオペレーション、好き
案内された部屋は317号室…

向かいの部屋が生徒会室でした
一晩お世話になります

ちなみに右隣の部屋はスタッフルーム
左隣は吹き抜けなので静かで快適でした

HOTEL SHEのアメニティ類は香りが良い
レコードかけながら身なり綺麗にしていざ登校

ここが一番緊張するまである
メインロビーにはすでにたくさんの人が集まってる

U研の人たちと、まんが先輩がいる!
他の人はたぶん新キャラ?

後に定位置となるトロフィー横のソファ端に座り招待状を読んでいると凄く派手な人に話しかけられる、満さんというらしい

この満さんがまぁカッコいい
ぶるうむは未来予知
予知をもとに制作した予知劇なるものを上演するらしいが「ある日」の三文字しか書けていないらしい
ミステリアスだけど気さくで果てしなくかっこいい
学生時代の先輩って雲の上というか、漠然と憧れてしまう何かを纏っているような気がする
魅力的な先輩がいる学生生活って幸せですからね

続いて令和ロマンのケムリみたいな人に話しかけられる、どうやら月刊ヌーという雑誌の記者である江州田 光という男だった

UFOの取材で来たらしい
ちなみにだが月刊ヌーのポーズは試練である

月刊?ヌ〜〜〜
の掛け声とともにポーズをする

鼻の下を伸ばして揺れるのが重要らしい、嫌だな
あと、名前は「ぴかるん」だか「ぴかりん」と呼ぶよう求められる、なんだこの不審人物は

かなり警戒していたのですが名刺を頂戴したので懐柔されました、こういうアイテムに弱い

 

ここからはもう入れ替わり立ち代わり
まんが先輩がサボりにきたり
ぶるうむの説明をしてもらったり
ギギが理不尽に怒られたり
ギギのぶるうむを教えてもらったり

まんが先輩のギャグ時空間がよい
一人称がぼくで、寮長であることを鼻にかけてるのもたいへんによい
ちなみに、まんが先輩は28歳
今年で入学13年目とのこと、忌み数だ

江州田さんが2012年卒なので、この2人は在籍被ってないのか

 

U研の3人も忙しいところロビーに来てくれる
ギギに先輩風を吹かす星くん
それにガンを飛ばす満先輩

満先輩いわく、ギギのぶるうむは奇跡的な不運
会話で情報が潤っていく…!

右端の席が定位置、ここに始まりここに終わる

ライカさん、琥珀さんとも話してひと通りの設定は知ることができた
いろんな意味で置いていかれないようにロビーにいるときは聞き耳立てたり会話に応じたりするの大事かもしれない

時間になったので4名程度に分かれ、生徒の部屋でプロムの案内を聞くことになる
自分たちはライカさんについていくことに
散らかってるけどごめんね、と部屋に通される

すげえ!こたつだ!!!座れる演劇

全然散らかってない、一分の無駄もない

この部屋では座布団に座り、ぬいぐるみを抱き抱えながら先生から預かっている手紙の内容をライカさんから聞くことになる
あまりにも居心地が良いし、全員律儀にぬいぐるみ抱いて三角座りしてるの可愛いな…

免許は反射的にぱんだを抱えてました


生徒たちがドタドタ入れ替わり説明していく
特定の部屋にいても全員と会える
とんでもないパワープレイ

次は誰が来るんだろうというワクワクが楽しい、話している後ろで人が通過しないよう進行方向は一方通行かつタイミングと動線が計算されていた

ライカ
まんが
琥珀
バルーン

ギギ

というような順番だったはず、違うかも…

まんが先輩いわく今日はやりたい放題
バルーン先輩いわく恋人が3人いるらしい
満先輩いわく私はあいつの恋人じゃないから
星くんいわく踊るべきじゃない

教員の慰安旅行先、アフリカ、パタゴニア、メキシコだったかな?呪術が強そうな国ばかりで良き

手紙の最後にはニュウタウン校長が忘れ物を取りに帰ってくる旨が書いてあり、取り乱す星くん

全員ロビーに集まり出迎えることに
整列、ちいさく前へならえなんて久しぶりだ

ネクタイ曲がってないですか?とか小芝居しつつ待機してると後ろからソンブレロハット姿の校長が登場、ツキノアクマくんが乗っかっている

校長先生、思ってたより朗らかだ!

かわいいお

プロムの準備について詰められるU研
凛々しく介入する五厘先輩
そこにギギと大家くんが荷物を持って降りてくる

ここすげぇですよね、大家くんがいる
1年ひとりに準備させるのか?と至極まっとうなことをいう五厘先輩
ひとりじゃないですよぉと弁明するギギ
大家くんがそこに…!?と動揺するライカ

め、めまぐるしい!

鍵のありか、踊ったら死ぬ病、プロムの中止
いよいよストーリーが展開していく

ゲストに対しては、せっかくだから部屋だけでも見てって!とのことで自由に散策することにする

星くんから、まんが先輩を探してくれと頼まれたので道行く人に先輩の行方を聞くbotになりました

バンバン撤収作業を始める五厘先輩とすれ違う
キビキビという擬音が風を切っている

ブラックホール焼却炉には満先輩がいた
執筆するときはここが静かでいいらしい
没原稿は焼却炉に投げ入れ、それが宇宙の星になるのがなんか良いよねとのこと

かなり暗い夜の焼却炉でランタンの灯りひとつたよりに原稿を書く満さん、あまりにも画になる

目撃情報を頼りに1階ロビーへ行くと琥珀さんと遭遇
未確認飛行物体たんち機Mark2だったか?
3人で使えば3人分の力が出せるとか
とにかく、改良した装置でUFOを探すらしい

うわさのMark2、友情をおみまいしてやれ

UFOを探すのは今日
場所はブラックホール焼却炉
五厘先輩が撤収作業を完了するまでに、とのこと

琥珀さんマジで可愛くて秒で協力してしまった
めちゃめちゃ名前呼んでくれたのでね…
自分のチョロさが嫌になっちゃうなぁ

UFOを呼ぶ呪文?とマシュマロを貰う
ここぞで食べるらしい

時が来たら探す約束をして一旦解散
ランドリーの前を通り過ぎると、まんが先輩と江州田さんが2人で何か話している

出てきた江州田さんに今日UFO見れそうですよ!
と情報共有しつつ、まんが先輩は在校13年目らしいですよと教える、二度聞きされた…

全体的にやりとりがコメディでやりやすい

伏線配りマンと化したまんが先輩からラムネを貰う
なんなんだこの人は…

爆イケのフォント、おしゃれランドリー

途中、ギギと廊下で出くわし鍵のことを知る
ポラが飲んでしまったらしい、えぇ…?

通りがかった五厘先輩に同じように伝えるギギ
まったく信じてもらえない!
俺らは信じるで…!

 

その後、音楽室でやさぐれるバルーン先輩と会う
恋人3人はブランディングであり本当は1人もいないらしい、バルーン先輩…!

ここまであまり絡んでなかったのですが、この辺から後半にかけてバルーン先輩の親しみやすさが右肩上がりでした

誰にも言うなよ!!というバルーン先輩
口は固いと返したら何故か信用されました

 


探索の最後は星くんの部屋
話しているとまんが先輩が乱入、踊ったら死ぬ病のことを全て、ほんとうに全てペラペラ話し出す

-星くん-
先輩!本当に!!!

-まんが先輩-
そうそう本当に星くんがでっち上げたんだよね〜ダンスが下手なのバレたくないから踊ったら死ぬ病なんての考えてさ〜!

特効薬のラムネ、リンゴみたいな味がした

突然のおめかしアクマくん、誇らしげな五厘先輩が眩しい

 

この辺から星くんの様子がおかしかったな…

-星くん-
何も覚えてないね!?
今からライカが告白するらしいから見に行こう!
皆が覚えてるのは?ライカの告白!その調子!

必死である
言わないよダンスが苦手なことなんて

 

そしてロビーに集合
ライカさんの告白を見守る

-まんが先輩-
さぁ〜盛り上がってまいりました!
プレイボーーーール!!!

なんなんだこの人は

告白を見届けるポジションが良くて、大家くんの演出がよく見えました
人が突き飛ばされたり、ぶつかった椅子が動いたり、押すタイプの自動ドアが開くなどする
大家くんの痕跡が見える

  

ここからまた生徒たちと行動することに
自分は琥珀さんらと一緒にライカさんを探しにいくことになる

生徒会室のモニターで保健室にいることを確認

はえ〜!この部屋そうやって使うんだ!

機能性とデザイン性の両立

移動してドア越しに呼びかける
ここの呼びかけと問いかけ、ふたりの関係性が見える緩さで好きです

ライカさんをゲストに任せてUFOを観測しにいく
ブラックホール焼却炉おぼえててよかった

焼却炉には先客、満先輩がいた
執筆中だから静かにするよう言われる

望遠鏡を覗き込む先は焼却炉のブラックホール

とつぜん大声をあげる琥珀さん
飛行物体を観測したらしい、これはUFOだと
あとなんか塵みたいな?ゴミみたいなのも浮いてると言う、それはおそらく満先輩の原稿かも…!

静かにしろって言ったよね?
と満さんにキレられる、こわい

あとはUFO呼ぶぞということで一旦解散

 

なんとなくふらついていたら江州田さんに遭遇
でも、さっきまでの軽妙さがない

-江州田さん-
免許くん

大事なものを守るために、その大事なものを傷つけなければならないとき、君ならどうする?

え、えすださん?どうした?
結果的に守れるのであれば傷つけます、と回答

そうか、ありがとう
と言い残しどこかへ消える江州田さん

あの頃きみは若かった

ここ何かの分岐だったのかな…?
江州田さんがやろうとしていたことの全容を理解していないので分からないけれど、この学校は何か危機に瀕しているのだろうか…?

傷つけるというのが今回、江州田さんが画策していた学校の乗っ取りだとすれば、何かから守ろうとしていた?ムーの記者だし脅威に勘付いてた?

まぁそのときは知る由もなく
謎を残しつつ行くあてもないのでロビーに降りてみるとポラさんとまんが先輩がいた

ここではじめてポラさんを見た
首飾りが地球人離れしててゴージャスですぞ
この人がマスターキー飲んだのか!

ポラさんがUFOドライブ部?の勧誘をしている
まんが先輩はポラさんのことが好きなようで、熱烈である、当然部活も入るらしい

自分も入部届を書いてしまった、U研があるのに

 

立ち直り、おしとやかを始めたライカさんが来る
もちろんU部に対して憤慨する
憤慨してはお淑やかに髪を撫でる
それを茶化すポラさん

ポラさん、延々とライカさんを煽る
U部〜というポーズまで考案、ライン超えてます!

なんだろうこのコテコテの感じ…

魔性のひと、ポラ ゆ〜ぶ〜

終始ポラのペースで話が進み、校長の許可もおりる
ポラさんとライカさんがそれぞれ移動したところで誰もいなくなる

1人で休んでたら満先輩がロビーに下りてきた

ポラが新しい部活作ってたでしょ?と満先輩
先ほどここで起きたことを予知で見ていたらしい

-満先輩-
UFOドライブって何すんだろうね

-免許-
僕も詳しくは…

お兄さんずっとここで聞いてましたよね?

-実行委員のお兄さん-
なんか、UFOに乗ってドライブするとか…

-満先輩-
U研とU部、協力したらいいのにね

捕まえるのと乗るの違うんだから

何気ないけどすごく印象的なシーン
事件は起きてなくてもドラマは継続している

演者2人に自分1人って相当贅沢な時間だな…
その世界の雑談ができてとても楽しかった

その時間も束の間、人がどんどん集まってくる
なんかライブをやってUFOを呼ぶらしい

ロビーはあっという間にライブ会場に変貌
自分は定位置に行きスタンディング
ここぞは今か?

祝電のライブ
コーレスはI say祝、You say電
ハンドサインは受話器の形

ノリノリの琥珀さんとバルーン先輩
失恋ボーイ、立ち直ってよかった…!

祝電、サイコー🤙⚡

たんち機が輝き出して大きな音、ほんとに来た?

このあと怒涛のわちゃわちゃで記憶が曖昧
五厘先輩と琥珀さんの能力バトルでとばっちりを喰らうギギ(かわいそう)とふしぎなくすりを生成した星くん

水、水、水…!
と薬を飲み干してロマンスが始まる流れ、あまりにもすぎるがこれでいいのかもしれない

満先輩のインスピレーションが発動
予知劇の続き書いてくるから20分待ってて!
と告げられる

-まんが先輩-
これは?もしかして?休憩の感じか〜???

ということで休憩、鮮やか!
琥珀さんのいうここぞはここらしいです

休憩中にギギのモクテルとつちのこチュロスを喫しました、さわやかで美味しい
あと、買うと約束したのでギギのバッジも購入

本物は100倍うつくしい、うつりこみ配慮の犠牲

この時間もアクトしてるの意味がわからんです

 

休憩明けて予知劇

ここから観測できる物語が分かれていく
自分は満先輩たちと予知劇を作る方のルート

超ざっくり言うと
星社長の鍵番であるギギがポラに鍵を奪われる
ギギは追いかけるが、ポラに鍵を飲み込まれる
ギギとポラは2人でどこまでも逃げることに

ポラを手に入れたい星社長と取り巻き
故郷に返さんとする五厘先輩
バルーン先輩筆頭の出前たち

たくさんの人に追われ、色んな場所に逃げる
最後はギギがポラの手を取るという流れ

うろ覚えだけどこんな感じ…?
あちこち駆けずり回っていた

最初の方は面白がってたポラやゲストたちが徐々に熱を帯びて真剣な顔つきになっていく

この劇で未来を変えると本気で思っていた

満先輩が場当たり的に指示を飛ばす
真剣に指示を復唱するポラ
役に入ったまま尊大にスタンバイする星くん
反目していた五厘先輩もキビキビと場を整える
役に立ちたいバルーン先輩も加わる

もちろんゲストも演者の1人
みんなが何かしらの役割を担う
台詞だってあるし、誰かが止まれば進まない

踊り続けろ

私はエンタメが好きだし演劇も好き
予定調和を破壊したり、どうしようもない未来や現実に対して中指突き立てたり、こうありたいと祈ることも全てを内包していると思っている

なので、どんな状態であれ予知劇は完遂させる
自分たちの力で予知を変えてハッピーエンドを目指すという熱がとても心地よかった

何も諦めないし犠牲にさせないことを目指したっていいじゃないか、劇の中くらい

シェイクスピアいわく人はみな役者
人生においても、泊まれる演劇においても何かしらの役割を演じている

予知劇はとってもゲスト参加型
観劇というよりは劇に組み込まれている
劇中劇ではあるけど、動くし台詞も言う
ギギとポラのエピソードを自分たちの手で再現して、より良い未来を掴み取っていく

キャラクターたちへの愛着やハッピーエンドを願う気持ちだけで、みんな手を抜かず、恥ずかしがらずやっていた気がする

この一体感と駆け抜け感
少なくとも自分は本当に心が動いていたと思う

 

どこかの予知劇後、五厘先輩との衝突があり
有名な台詞の引用をして煽る満先輩
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンよろしく、追いかけっこが始まる

 

自分は満先輩について行くことになり、ブラックホール焼却炉で話を聞く

部屋の中に外がある、僕はこういうのに弱い

どうやら五厘先輩とは友人、ないしはそれ以上の関係だったけれど立場が変わり、指摘が否定と捉えられ、相容れない関係みたいになっているようだ

プロムが開催されて五厘先輩と踊る未来になればいいな、というか絶対そうなれ、そうするぞ

予知劇のことについても教えてもらう
最悪な未来を回避するために協力してほしいこと、そしてこの劇にはギギが必要不可欠とのこと

部屋を出るとタイミングよくギギを確保
ここから怒涛のドタバタが始まる

大きな流れとしては
ロビー
焼却炉
フォトブース
ロビー
ホラーハウス
音楽室
赤月寮
ロビー
各部屋
ロビー

みたいな感じで移動して演劇していた、東奔西走
その場で満先輩が役割あてて台本書いてキューを出す移動式即興予知劇

こんなに動いてるのにライカ、琥珀組とバッティングしないの本当にすごいと思います

自分はバーテンダーとDJと漁師とパワハラ上司を担当しました、やるぞやるぞやるぞ

泊まれる演劇で読み合わせと自由ロールプレイあるとは思わなかったけど、マダミスのおかげでわりとすんなりできたと思います


一部、声しか聞こえない場面とかあったんですけど個人的にはそんなことよりも、これが上手くいくのかどうかが気になって仕方ない

キャラクターやゲストとも普通に会話していた
一緒に劇作る仲間!みたいな雰囲気だったのでコミュニケーションの活発さが尋常じゃない

星くんは基本的に社長役が入ったままなので様子がおかしい、移動中も取り巻きの3人を従えて高笑いをしている

-ギギくん-
あの人おかしくなっちゃたんですよ…

それはそうだと思う

 

オバケになるなどした、どろどろってね

 

終盤、各部屋に分かれて劇をする場面
自分たちはバルーン先輩とブラックホール焼却炉に行き満先輩の原稿を待つ

バルーン先輩は途中参加なので予知劇の流れを教えて状況を整理して伝える
ここ制作側の気遣いを感じました

友達が死ぬのは嫌だし俺も頑張るよ、と先輩
ギギのこと友達だってよ…!
最初はARuFaみたいなサングラスかけてて恋人三人いるとかのたまう軽薄そうな人だな…と思っていたけど、なんかすごく良い人だな

予知劇の始まりはこの人がフラれるところだった
心の傷だろうに、それを乗り越えライブ盛り上げてふたたびフラれてるのに後輩助けるために頑張っている

そんなこと思いつつ、しりとりして演技をするというワークショップを受けていると指示を持った実行委員の人が来る

-実行委員さん-
満先輩からの指示です、みなさんは出前の社員の上司になってバルーン先輩を泣かせてください

バルーン先輩が!
何か悪いことしたんですか!!!

なんでこの人こんなに不憫なの…?
これがどう未来に繋がるのか見当もつかない
けれどやるしかないのだ

名誉のためにイカした音楽室を貼っておく


集まったゲスト3人、バルーン先輩を追い詰める
まことに不本意だが致し方なし…!

赤月寮での出前シーンで法外な値段を請求していたのが仇になり出前失敗による億単位の損害を責められるバルーン先輩、かわいそう

すこし手を緩めると生徒会室でモニタリングしている満先輩からもっとやれと放送が入る
満先輩 is watching you

結果、半泣きくらい
俺らだって心苦しいんすよ!と伝える
この時間なんだったんだ、楽しかったけど

 

ロビーに戻るとクライマックス
江州田さんの大立ち回りにU研が力を合わせて立ち向かう、たんち機を三人で使う姿が美しい

予知劇に便乗して利用しようとする江州田さんは良いヒールだなと思いますが、目覚めたニュウタウン校長には勝てず、ぶるうむの餌食に

-ニュウタウン校長-
プロムの邪魔をしたわね

目をひん剥いた形容しがたい恐ろしい表情
一瞬で江州田さんを制圧、扉の奥へ消えていく

ここマジで鳥肌立ちました…
これがニュウタウン校長

予知劇組はロビーに残り、続きを見守る
ギギはポラに告白する
半分食べてもいいから一緒にいたいと

あ〜〜!青臭くて最高だ…

ミラーボールの光のなか、ゆったり踊りだす
ほんとうに美しい光景

もはや死なず

満先輩と五厘先輩もクライマックス
和解和解和解!!!
この未来が見たかった、最高だ…てえてえよ

2人も手を取り踊りだす
あ”〜〜〜美しすぎる〜よがっだね〜!!!!

校長と琥珀さんも手を取り踊りだす
まんが先輩と星くんも踊りだす

なんて幸せな空間なんだ

 

そして中心、ライカさんの視線の先には大家くん
ゆっくり手を取り、光の中へ踏み出す

親愛、恋愛、友愛、それらが隔たりなく踊っている光景というのは美しいもので、駆けずり回った甲斐は大いにあったと思わされた

達成感と安堵と親愛が入り混じった幸福
この景色を見るための3時間
劇に入り込み干渉したからこそ得られる感動ってこういうものなのかなと思う

やっぱり愛だの夢だの友情だのが大好き
ハッピーエンドを目指して生きようと強く思う

全てを見守るエンブレムくん

というところで本編おわり
のめり込んだもん勝ちですな

ゲスト同士のカバーや状態の共有、あとはノリとテンションと愛と熱が大事だった
少なくとも予知劇チームはそう感じます

片方のストーリーは全然わからないので感想戦が捗ります、とはいえU研組のストーリーを楽しみにしてきた人にとってはリスキーなのかも

 

芸術に対する姿勢と、創作を続ける意味について提示された気がします
満先輩かっこよかったなぁ…

奇跡を信じて必死こいて生きていたいもんだ

満先輩による力強い送り出し、おれやりますよ

 

終演後キャラクターと話したのも全部よい思い出
お疲れさまでした!という感想がわいてくる
キャストへの労いというよりかは、今日は大変でしたね!みたいな気持ち

シュガーシュガーが五臓六腑に染み渡るでよ

ひとしきり話して、写真を撮って
1時近く、誰もいないロビーで実行委員の人に写真を撮ってもらいました

遅くまで本当にありがとうございます
どこかのモーテルで会ったような気がする1年生
最後にお礼を言えてよかったです

 

挨拶をして部屋に帰る

ドア一枚隔てた異世界、奇妙な空間

向かいの部屋が妙なの忘れてました

グッドナイト…!

以上、ありがとうございました

三部作なんですよね?
絶対に観たいな…

こいつは朝食のポトフくん、なんとドリンクバーもある

今年は積んじゃおうかな、徳